甘い「木熟ミカン」最盛期 和歌山・田辺

 和歌山県田辺市で「木熟ミカン」と呼ばれるミカンの出荷が最盛期を迎えている。わせ種を開花から200日以上、樹上で熟させることで糖度が高くなり、年末の贈答品として人気が高い。

 地元JAによると、糖度12%前後以上を木熟ミカンとして販売。市場では通常のミカンより高値で取引されるといい、今期の出荷量は約1200トンを見込む。

 4日、収穫作業に追われていた栽培農家の田中大介さん(48)は「水分管理に気をつけて今年もおいしいミカンができた。ぜひ食べていただきたい」と話した。

 収穫は今月中旬にピークを迎え、来年2月まで続く。

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