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幾つ分かる?バミューダ・トライアングルに宜保愛子…一世を風靡したオカルト用語900語を網羅「鈍器本」が爆誕!

 米フロリダ、プエルトリコ島、バミューダ諸島を結ぶ“魔の三角水域”「バミューダ・トライアングル」。忽然と消えた伝説の「アトランティス大陸」。さらには昭和の心霊番組の“顔”とも言える宜保愛子さんまで…。人生のどこかで誰もがきっとハマった(はず)の事象を集めた「オカルト怪異事典」がこのほど、笠間書院から発売されました。その分厚さは“鈍器”レベルで、収録数は、誰もが知っている初級レベルから、超マニアな上級レベルまで実に900項目。あなたは幾つ分かりますか?

 著者はオカルト研究家で文筆家の寺井広樹さん。デジタル大辞泉によると「オカルト(occult)」の定義は「一、超自然の現象。神秘的現象。二、目に見えないこと。隠れて見えないこと」とされ、語源は「隠されたもの」を意味するラテン語で、そこから一の意味が派生したと思われるのだとか。一方、「怪異」とは、「一、現実にはありえないような、不思議な事実。また、そのさま。二、化け物。変化。妖怪」(同)とされ、「目に見えない超自然現象と、現実にはありえない不思議な事実。どちらも雲をつかむような不確かなもので、だからこそ私たちを強烈に引き寄せる魅力に満ちている」と寺井さん。

 本には、UFO、宇宙人、心霊、予言、UMA、超常現象、都市伝説、超古代文明、人物など900項目以上のオカルト・怪異的事象を収録。バミューダ・トライアングル、クトゥルー神話、ギリシャの天文計算機、ケネス・アーノルド事件、宜保愛子、赤い紙・青い紙、サードマン現象、アレイスター・クロウリー、犬鳴村伝説、フィラデルフィア計画、カルナック列石、あなたの知らない世界、食人族、アトランティス大陸、シケイダ3301…など「オカルト怪異事典」は一般的に知られている言葉が4割、比較的マニアックな言葉が6割という比率にしたといいます。

 「幼少期からオカルトや妖怪が大好きだった」という寺井さん。実際、昭和の終わりから平成初期にかけては多数のオカルト番組が放送され、寺井さんも人気番組「あなたの知らない世界」を録画し、日野日出志の怪奇漫画に熱中し、給食の時間にはスプーンを一生懸命曲げようとし、修学旅行の集合写真の中に霊が写り込んでいないかドキドキしながら探したり、「1999年7の月に恐怖の大王が降ってきて、人類は滅亡する」というノストラダムスの予言に「ショックを受けつつ、なぜか妙にワクワク」(寺井さん)したり。そんな子ども時代を過ごした方も少なくないのではないでしょうか。

 そんな1999年をしれっと越え、2021年。今や、デジタルカメラの普及やCG技術の向上で、オカルティックな画像や映像が誰でも作れるようになり、ヤラセかどうかはネットですばやく検証できてしまう時代です。でも「今でこそサブカルチャー扱いのオカルトも、当時はメインストリーム。99%怪しい、嘘だと思うことでも1%どうしても信じたくなる部分がある。その1%の真実味に無性に惹かれてしまう」と寺井さん。「実在するかどうかわからない現象を探す心こそ、オカルトの正体では。それを信じられるのはとても素敵なこと。そのワクワク感や何とも言えない高揚感のほんの一部でも、この本を通じて体験したり、創作資料として活用したりして頂けたら嬉しい」と話します。

 帯には辛酸なめ子さんと大槻ケンヂさんが寄稿しているほか、10月4日19時からは梅田ラテラルで、本にも登場する特殊メーキャップアーティストのスクリーミング・マッド・ジョージさんをゲストに刊行記念オンライントークイベントも予定されています。

 つるべ落としに早くなる日暮れと秋の夜長、夜風に当たりながらページをめくるのもおすすめ。ふと気付くと隣に誰かがいるかも…知れませんよ?

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