背筋をピンと伸ばし、ビシッと指差し確認…7歳の「こども駅員」が話題 本物の職員を観察して磨いた動きに「もうプロにしか見えない」
駅のホームに立ち、背筋をピンと伸ばして指差し確認を行う7歳の男の子が、本物の駅員顔負けだとSNSで話題となっている。
駅のホームで駅員そっくりの帽子と制服に身を包んだ"こども駅員"の佐々木くん。ビシッと指差し確認する様子だけではなく、片足に体重を乗せる立ち姿まで駅員そっくりだ。
お母さんによると、息子さんがこの動きを始めたのは5歳になったばかりの頃。保育園でお友達とトラブルがあり、「もう行きたくない」と深く落ち込んでいた時期に大好きだった電車の制帽をプレゼントしたところ、仮面ライダーのベルトを装着したかのように別人に変身。休みのたびに駅に行きたいと言うほど前向きになった姿に、親御さんも驚きを隠せなかったとのこと。
佐々木くんと、お母さんに詳しく話を聞いた。
--動きのキレが良いと話題ですが、意識していることは?
佐々木くん: 姿勢良く、手足をビシッと伸ばすことです。そうすると、頭の中で遠くまで見える感覚があるからです。お仕事が好きだから、いい加減にはできない。好きなことはよりカッコよくやりたいから、真剣に丁寧にやっています。
--そのプロのような動きは、どのように身につけましたか?
お母さん:駅に行くたびに、本物の職員さんの動きを観察してお手本にしています。「特定の人」というわけではなく、皆さんそれぞれの特徴があってカッコいいので、全職員さんがお手本だそうです。気づいたことはすぐに取り入れているようです。
--駅員さんや車掌さんから、印象的な言葉をかけられたことは?
お母さん:車掌さんから列車が動き出した瞬間に息子の目を見て敬礼しながら「行ってきます」と一言いただいたことがありました。まるで映画のワンシーンのようで、気持ちが通じ合った瞬間として深く印象に残っています。
--活動する上で、気をつけていることはありますか?
お母さん:安全に直結するお仕事中ですので、とにかく皆さんのお邪魔にならないよう気をつけています。サービスホーンを鳴らしていただいたりすることもありますが、あくまでお仕事の邪魔をしないことが大前提。過度なファンサービスを期待しすぎないように親子で心がけています。
--今後の目標を教えてください。
佐々木くん:2026年の目標は大阪出張です! 僕は東京生まれなので、大阪に行ったら「何してんねん!」って言われるかな…と少し不安でしたが(笑)、今は新大阪駅で魅力的な車両たちと一緒にお仕事してみたいと思っています。
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動画のコメント欄では「もうプロにしか見えない」「いつか会いたい」「年齢関係なく通じるものがあるのは素敵」「「現役運転士です。安全確認頑張ってね!」などの反響が寄せられた。電車をきっかけに自信と勇気を取り戻した、こども駅員の佐々木くん。いつか本物の駅員になる日を楽しみに待ちたい。
(まいどなニュース特約・米田 ゆきほ)
