藤井三冠が史上最年少で「四冠」に…注目の竜王戦を振り返る

将棋の藤井聡太三冠が第34期竜王戦七番勝負で竜王位を奪取し、史上最年少「19歳3カ月」で四冠となりました。最高峰のタイトルを獲得し、序列1位となった藤井新竜王。話題のシリーズを振り返ります。

公開日:2021.11.29

第1局

藤井三冠が逆転で竜王戦第1局制す 年内四冠へ好発進 豊島竜王との対戦成績は五分に

 将棋の藤井聡太三冠(王位・叡王・棋聖)が豊島将之竜王に挑む第34期竜王戦七番勝負第1局2日目が9日、東京・渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で指され、藤井三冠が123手で勝利。年内四冠達成に向けて好発進した。

藤井三冠が逆転で竜王戦第1局制す 年内四冠へ好発進 豊島竜王との対戦成績は五分に

 藤井三冠は先手番となり、戦型は直接対決では5局連続となる相掛かりに進んだ。1日目からじっくりした戦いとなったが、形勢は徐々に豊島竜王に傾き、1日目終了時点でやや豊島竜王が指しやすいとみられていた。

藤井三冠が逆転で竜王戦第1局制す 年内四冠へ好発進 豊島竜王との対戦成績は五分に

 2日目も豊島竜王が若干、リードを保ったまま進んでいたが、終盤の入り口付近で豊島竜王に誤算があったのか、藤井三冠が逆転。持ち時間が少なくなった終盤戦は形勢が揺れ動くギリギリの戦いとなったが、藤井三冠が鋭い踏み込みで優位を拡大し、最後は大差で押し切った。

藤井三冠が逆転で竜王戦第1局制す 年内四冠へ好発進 豊島竜王との対戦成績は五分に

 これで藤井三冠は、豊島竜王との対戦成績を9勝9敗の五分に。公式戦で初手合いから6連敗を喫し“天敵”と称された相手を、完全に克服してみせたことを証明した。

藤井三冠が逆転で竜王戦第1局制す 年内四冠へ好発進 豊島竜王との対戦成績は五分に

おやつはモンスターモンブラン

藤井聡太三冠、竜王戦おやつはモンスターモンブラン 柴犬、ひよこに続きネットも注目

 タイトル戦で話題となるおやつだが、この日は豊島竜王はメロンとベリーが乗ったフルーツ盛り合わせ。一方の藤井三冠は紫芋モンブランだが、メニューのサブタイトルに「ハロウィン オータムシーズンコレクション」と記されており、モンブランもハロウィン仕様だ。
 ホワイトチョコで角を、チョコレートで手をかたどっており、モンブランがモンスターのようにデコレーションされている。
 藤井三冠はこれまでも9月の叡王戦で「コロコロしばちゃん」という犬の形のケーキを注文。6月の王位戦では、名古屋コーチンの卵を使ったひよこ型の「ぴよりんアイス」も話題となった。

藤井聡太三冠、竜王戦おやつはモンスターモンブラン 柴犬、ひよこに続きネットも注目

【第2局】

藤井聡太三冠 最年少四冠グイッ竜王戦開幕2連勝 天敵相手に初勝ち越し

 将棋の藤井聡太三冠(19=王位、叡王、棋聖)が豊島将之竜王(31)に挑戦する第34期竜王戦七番勝負第2局2日目が23日、京都市の世界遺産「総本山 仁和寺」で指され、後手70手で藤井三冠が勝利。将棋界最高峰の竜王奪取、最年少四冠へ幸先のいいシリーズ開幕2連勝となった。

藤井聡太三冠 最年少四冠グイッ竜王戦開幕2連勝 天敵相手に初勝ち越し

 両者の対局で6局連続となる相掛かりとなった本局は、1日目から藤井三冠が攻め込む展開となり、2日目は優位を拡大し完勝。「(前に繰り出した)銀が安定する形になって主張のある形になった。最後まで際どいところが多いかと思っていました」と振り返った。
 これで竜王奪取へ大きく近づく2連勝発進。しかし「第3局がすぐにありますので、あまりスコアを意識にせず次の対局に良い状態で臨めるようにできれば」と浮かれることなく前を向いた。

藤井聡太三冠 最年少四冠グイッ竜王戦開幕2連勝 天敵相手に初勝ち越し

おやつは、愛らしい「くま最中」

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