新社会人、各地で一歩踏み出す 岩手・大船渡市、復興へ決意
新年度を迎えた1日、全国各地の官公庁や企業で入庁式や入社式が開かれた。山林火災に見舞われた岩手県大船渡市では、復興への決意を胸に新たなスタート。関西・大阪万博の開催地でも、新社会人らがそれぞれの一歩を踏み出した。
大船渡市は、今年2~3月の山林火災からの復興が急務だ。渕上清市長は新職員14人に「東日本大震災から復興を遂げた経験を生かし、困難な状況を乗り越えることができると確信している」と話した。火災の被災者支援に関わる住宅管理課に配属された熊谷徹さん(30)は「震災で住宅を失った。その経験や気持ちを生かして、被災された方に寄り添いながら業務を続けていきたい」と決意を語った。
大阪・関西万博でパビリオン「未来の都市」の外装に使う膜を手がける太陽工業(大阪市)は大阪府吹田市の万博記念公園で入社式を開いた。新入社員の浜田拓見さん(22)は「膜の技術は未来を創造する力を持つ。その一端を担うことに大きな使命感と誇りを感じている」とあいさつした。