コンゴ東部臨時州都を掌握 反政府勢力、400人死亡

 【アブジャ(ナイジェリア)共同】コンゴ(旧ザイール)東部の紛争を巡り、コンゴ政府は12日、南キブ州の臨時州都ウビラを反政府武装勢力「3月23日運動(M23)」に掌握されたと明らかにした。AP通信によるとM23は今月初めから再び攻勢を強め、地元当局者は400人以上が死亡したと述べた。国連人道問題調整室(OCHA)によると、一帯で50万人以上が避難を強いられた。

 コンゴ東部は希少鉱物が豊富で、権益を狙うトランプ米政権はコンゴと、M23を支援する隣国ルワンダとの和平合意を仲介。だが戦闘は激化しており、コンゴ政府とM23の和平交渉は最終合意に至っていない。

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