木浪&北條、阪神の遊撃争う2人が躍動 サンズ&ボーアは見せ場なし
「阪神紅白戦、白組2-4紅組」(31日、甲子園球場)
阪神は29日に続く2度目の紅白戦。打線では北條が2打数2安打1打点、木浪が2打数1安打と遊撃を争う2人がともに適時打を放ってアピールに成功。また高山も3打数2安打1打点と気を吐いた。なお、試合は6回の表までで行われた。
一方、白組の3、4番に入ったサンズ、ボーアの新助っ人はこの日も見せ場なし。3回無死満塁の場面ではサンズが三塁ゴロ、ボーアが空振り三振に倒れ、絶好のチャンスで得点に結びつけることができなかった。
両軍の先発も明暗を分けた。紅組先発・秋山は1回1安打無失点。2奪三振を奪う力投でアピール。3月21日・ヤクルト戦以来の実戦登板できっちり結果を出した。
一方、白組の岩貞は3回4安打3失点。3月にオープン戦、練習試合が行われていた段階では中継ぎの調整を行っていたが、今は先発に戻った。次回以降の巻き返しが期待される。
投手陣は高橋遥がコンディション不良のため2軍調整、藤浪も練習遅刻で2軍に降格。先発危機の中、まだまだ争いは続いていく。
中継ぎ陣も岩崎、守屋、そしてルーキーの小川らが好内容だったのに対して、能見、谷川は本来の投球ではなく、やや仕上がりの差が見えた印象だ