阪神の近本光司外野手（２５）は６日、選手とファンクラブＫＩＤＳ会員がオンラインでつながるイベント「ＦＵＮ　ＦＡＮ　ファンミーティング」に参加し、子供からの質問に答えた。

　ファンクラブＫＩＤＳからは抽選で選ばれた１０人が参加。子どもたちは「好きなものはなんですか」、「気持ちが強くなるにはどうしたらいいですか」、「これまでにビックリした忘れ物はなんですか」など質問を行った。

　盗塁するときに考えていることを問われると、「いっぱい考えています。走れる投手かどうか。走れるかどうか。セーフになれるかどうか。そういうのをまず考えて。走れる投手だとそこから、どのタイミングでスタートを切るかとか。捕手の配球とか。ランナーに出る前に投手や捕手の配球を研究しています」と丁寧に答えた。

　質問後には、近本に関するクイズゲーム。好きな教科を当てる問題はなかなか答えがでず。子どもたちは苦戦しながらも「美術」と正解を見つけた。優勝者には、届いてからのお楽しみのプレゼントが贈られる。

　最後に近本は「みなさんと楽しいお話ができて、自分もとても元気をもらいました。学校も始まっているところもあるので、しっかり感染予防をして、楽しく過ごしてください。また球場で会える日を待ってます」と笑顔で手を振り、約３０分間、ファンとの交流を楽しんだ。