コロナ禍の阪神 矢野監督は「言葉が難しい」「やれることをやるしかない」

ヤクルトナインを横目にグラウンドを後にする矢野監督=神宮(撮影・飯室逸平)
8回、投手交代を告げにベンチを出る矢野監督。見逃し三振に倒れた中谷(60)=神宮球場(撮影・堀内翔)
ブルペンでスタンバイする阪神・藤浪晋太郎=神宮(撮影・飯室逸平)
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 「ヤクルト6-3阪神」(25日、神宮球場)

 複数の選手に新型コロナウイルスの陽性反応が出る事態に見舞われた阪神は、エースの西勇輝が先発した試合を落とす、痛恨の黒星を喫した。難しい状況に直面する矢野監督は「ちょっと言葉が難しい…。なんとも言いようが難しい」と語った。

 陽性判定を受けた選手が1軍からは4人、濃厚接触者が2人、球団独自に濃厚接触者と同様と見なした選手が4人となり、試合直前に10人を抹消、9人を登録する19人の入れ替えを余儀なくされた。

 非常事態の中、序盤はボーアの15号ソロなどで先行したが、四回に同点とされると、六回の攻撃では無死二、三塁の絶好機でスクイズ失敗。三走・大山がアウトになり、その後、坂本も三振。流れを失った。

 今回の事態について、矢野監督は「いるやつでどう頑張れるかってとこだったと思うし。そういう気持ちはみんな持ってやってくれた」と出場した選手をねぎらった。昨晩から検査が続くなど、試合に集中することが難しかったと思われるが、「いや、まあ…やれることをやるしかないしね。その瞬間に精いっぱい、やるしかないので。苦しい状況は状況だし。まあでも、いる選手にとってはチャンスやし。やれることを精いっぱいやっていこうかな、やっていくしかないんだろうな、という気持ちで」と、吐露した。

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