阪神・平田2軍監督 4安打の佐藤輝に「ノッテル、見テル、打っテル!」【一問一答】
「ウエスタン、中日2-8阪神」(19日、ナゴヤ球場)
阪神は中日に快勝し、優勝へのマジックが「4」となった。
先発・村上が6回1安打無失点で両リーグ一番乗りで10勝目。佐藤輝は5打数4安打3打点の活躍。20歳の誕生日を迎えた遠藤はマルチ安打と気を吐いた。平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-佐藤輝が4安打3打点。
「まあ、ノッテルな。ノッテきたな、ノッテル。打っテルよ」
-2日間室内で調整だったが。
「意外とリフレッシュできて、打ち込んで。打ち込むことができたり、室内でずっとね、鏡見てスイングしたり、自分のイメージを取り戻しつつあるんでね。打球も上がったりしてるので、もうノッテルよ」
-1軍昇格は上の判断だと思うが。
「それはもう、この結果を見てどうなるかというのは我々は調子を上げさせる。しっかりとファームでということなので、それ以上のことは何も言えないね」
-十分1軍へ推薦できる内容ではある。
「こういうのはチェックできるんでね、放送もやってるし、見てると思うよ。見テル!ノッテル、見テル、打っテル!テルテルやん。チェックできるもん」
-21日からの由宇に連れて行くかはまだ未定か。
「それは全然決まってない。これは今日の1軍の結果とか、こっちは受け身なので」
-4安打の内容は監督はどう感じたか。
「この間もヒット2本打ってから、やっぱりファームとはいえ、気分的に良くなって、今日4安打。第1打席で詰まりながらもセンター前。やっぱり結果がね、みんな欲しいんで、そういうところで、ホームランが出なかっただけという話や」
-前回はラインドライブの打球もあったが。
「打球も上がってるし、ものが違うよ」
-村上は6回無失点。
「素晴らしいね、まあ、栄枝のリードも素晴らしいし、このペアはほんと、まったく隙がないというか。今日もコントロールといい全部いいもんね」
-これで10勝、規定投球回にも乗った。
「規定にも乗ったし、防御率もダントツでしょ。だから日曜日(26日)、最終戦どうするかというところは、今日6回投げればというところだったけど。その辺の本当、栄枝とのコンビというのは、1年生、佐藤輝もそうだけど。これはもうね、いい活躍をしてくれているわな」
-マジック「5」(阪神の試合終了時点で)。ソフトバンク負けている。
「そういうことはまだ、な。ただこうやって選手たちが連勝が途切れた後もしっかりとした野球を。こうやって輝にしてもだけど。他の選手も含めて、1軍に隙あらばじゃないけど、呼ばれるのを期待しながらやってるんでね。その結果だと思うよ」
-野手は控えが3人で戦った。
「あ~だからね、片山にね、申し訳ないけど。片山もファーストやって勉強になるし。人数がいないけど、去年コロナで人数いない時もやってるしね。こういうところで、どうのこうのやりくりするのは我々の仕事なんで。こうやって片山もファーストで出たり、片山も勉強になるのよ。野手の気持ちやファーストから見ててリードとかさ。(広島の)磯村がファーストやってたけど、坂倉もそうだけど、キャッチャーがいろんなポジション守れるようになれば、出るチャンスあるんやから」
-誕生日男の遠藤はマルチ安打。
「遠藤ね、2本打ってスチールもして。いい誕生日迎えたやん。地道にやってきて、まだまだだけど!少しずつね。褒めたらあれだけどさ。こうやってずっと試合に出ているんで、結果は出ているわね」
-練習では江越選手にヤクルトの塩見を見習えと。
「見習えじゃなくて、昨日塩見のあれ(サイクル安打)見たかって言ってね。真似しろじゃなくて、お前も負けへんって言って、参考に。今日もだから進塁打。江越にどういったバッティングするか感じをつかんでもらおうと思って、進塁打のサイン出したんや。ああやって右に、一、二塁間打てるんだもん。そういったことも含めて、こういった感覚で右に打つんだとね。今までだったら強引にバーンと。そこも魅力の1つだけど、何を求められているかっちゅうと、確実性とかも含めてなると思う。今日の進塁打とかは何かのきっかけにしてほしいね」
-次の広島戦の先発は。
「純矢(西)、二保、晋太郎」
-最短優勝は22日になりそうだが。
「いやいや!何を言うてんねん(笑)」