阪神・井上 2年ぶり1軍戦出場も4打数無安打2三振
「阪神4-5中日」(14日、京セラドーム大阪)
期待の大砲候補である阪神・井上が2020年10月20日・広島戦以来となる1軍戦出場も、4打数無安打2三振に終わった。
この日昇格し、「7番・右翼」で即スタメン起用された。二回、2死一塁では3球三振、五回は先頭で見逃し三振に倒れた。六回は投直、1点を追う九回は1死から右邪飛。持ち味のパワーを発揮できなかった。
試合前には「ファームでやってきたことを出せるように、思い切ってプレーしていきたい。自分が来て何かチームがプラスに変わればいいなと思っているので、起爆剤になれるように頑張りたい」と意気込んでいた若虎。気合が空回りしたのか積極性を出せず、矢野監督からは「だいぶいい形になってきつつあるんだけど、やっぱりボールを見て、見てというのではあいつのよさも出ないし、成長もない」と注文をつけられた。