阪神・中野 倍増超え8000万アップで1・5億円 来季は自身初3割誓う WBC共闘の大谷の契約に「何だこの金額」
阪神・中野拓夢内野手(27)が10日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、8000万アップの年俸1億5000万円でサインした。(金額は推定)
フルイニング出場でリーグ制覇と日本一を成し遂げ、最多安打のタイトルも獲得。打率・285が唯一の心残りとあって、自身初の3割を4年目の目標に設定。「強い打球を打つためにしっかり強く振るとヒットの数も増えるし、打率ももっと上がってくる」とスイング強化を課題に挙げた。
3割達成に不可欠な「振る力」。疲れが出るとスイングが弱くなることを自覚しており、オフにはウエートトレーニングにも積極的に取り組むつもりだ。V2に挑むシーズンへ「体の芯からもっと強い部分を作っていけたら」と理想のボディーを思い描いた。
自身の契約更改前には海外からビッグニュースが舞い込んだ。世界一に輝いたWBCで共闘した大谷の、前代未聞の大型契約に「何だろうこの金額は、とお金の方に目が行きました」と驚き顔。「『憧れるのはやめましょう』と言ってましたけど、正直憧れながら見てました」。WBC決勝・アメリカ戦の前に直接聞いた名言を引用し、敬意の大きさを表現していた。
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