阪神2軍 11安打8四球8得点で快勝 3安打1打点の遠藤に和田監督「本当は上位打ってほしい選手」

 「ウエスタン、ソフトバンク3-8阪神」(26日、タマホームスタジアム筑後)

 阪神2軍は11安打8四球で打線がつながり、大勝した。打線は、6戦無安打が続いていた9番・遠藤が3安打1打点と躍動。渡辺も1安打2打点の活躍。好調の井坪は同点に追いつく適時打を放った。

 先発の西純は5回8安打5四死球3失点と制球に苦しみながらも粘りの投球。107球を投げきった。

 4月18日のウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)以来の登板だった2番手・石黒は2死満塁のピンチを背負いながらも無失点に。川原、石井、佐藤蓮も0でつないだ。

 和田2軍監督の一問一答は次の通り。

 -四球も絡めながら打線がつながった。

 「苦しくなりそうな展開で、追加点がいつもそこが取れなくてね、苦しい展開になってしまうんだけど、やっぱ次の1点というところが中盤で取れたのが、ピッチャーも楽になったと思うしね。その中で選球眼っていうとこでね、ヒットだけではなかなか点を取れ取りづらいけど、そこにフォアボールを絡めることができたんでね。今日に関しては、しっかりと攻撃できたかな」

 -その中でも遠藤が久しぶりの安打で3安打。すべて得点に絡む安打。

 「ちょっとここ1週間ぐらい状態悪くてね。ヒットも出ないし、内容も悪かったんだけど、1本目のヒットで気分的にも楽になったかな。本当は上位打ってほしい選手なんでね。これで今日の3本でもう一回調子を取り戻してくれたらいいかな」

 -二塁守備でも四回に一走のオーバーランを狙い、二、三塁で挟んでアウトに。

 「ここのところ遠藤だけじゃなくて守る方ではしっかり内外野含めて、今日ちょっと(井上)広大のプレーが一つあったけど。比較的、守りに関してはね、守走っていうところで、今シーズン本当に力入れていこうっていう中で、ここ数試合はね。1試合1試合にしたら、そういうミスも起きることはあるけど、やっぱりしっかり守ってやるとピッチャーも気分的にも違うだろうし。今まで終盤、接戦になって、要所で、そういうことが出て、試合落とすっていうことが何ゲームかあったんで。それを含めてここ何ゲームかはしっかり守れてるかな」

 -井坪は打率も高いが得点圏打率も高い。勝負強さは感じるか。

 「ちょっとピッチャーによるところがあるんでね、まだまだ打率と内容がもう少し伴ってくるとレベルアップできると思うしね、もっと力がついてくると思う中で、やっぱり結果は出てるので。あとは本当に打つ方は、すごく興味を持ってやってくれてるから守備、走塁というところで、やっぱりこれだけ打つと、塁に出る機会が多くなってくるので、そこでの打球判断であったり、隙をつく走塁。そういうところが、まだまだっていうところがあるんで、そこは勉強しながら成長していってほしいな」

 -先発の西純は制球に苦しんだ。

 「まず先頭打者の入り、5イニング中4回先頭打者出してるし。状態の悪い中でなんとかゲームを作ったかなっていう感じだったな、今日はね」

 -良い時と悪い時の差が課題か。

 「そうだな、どちらかというと気持ちを全面的に出して投げるタイプのピッチャーだと思うんでね。そこはちょっと気持ちのノリというかね、そこは慎重になってるのはわかるんだけど、もっとこう、ぐーっと気持ちを入れて投げていくタイプなんで、そういうところが見たいな」

 -石黒は久しぶりの登板。

 「ゲームで、マウンドでこなしていくというか。点差とかそういう条件も重なってくるから、一概には言えないけど、今日も慎重に慎重に行きながら、すごくコントロールのいいピッチャーなんで、余計、角角低めっていうところを突く。その慎重さと大胆に行くところ。慎重にちょっと行きすぎて、ボール先行してしまう場面が多いんで。今日も2アウト満塁まではいったけどなんとか粘って。今までそこが粘れなかったっていうマウンドが何回か続いたんで、今日は粘れたんでね。1歩1歩前進していってくれたらいいよね」

 -明日の先発は。

 「明日は富田」

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