阪神・梅野が契約更改 3年ではなく4年契約だったことを明かす 現状維持1億6000万円「来年は数字を残したい。藤川監督を胴上げしたい」

 阪神・梅野隆太郎捕手(33)が25日、西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の推定1億6000万円でサインした。2021年のオフに国内FA権を行使せず阪神に残留。その際に結んだ複数年契約は3年と見られていたが、4年であることが判明し、来季は最終年となる。(金額は推定)

 今季は95試合出場し、打率・209、0本塁打、15打点。球団生え抜き捕手初の通算1000試合出場も達成したが、チームは球団初の連覇を逃し、納得できるシーズンではなかった。「チームとしても個人としても申し訳ない。来年は反省を生かして、勝つことをレベルアップさせたい」とV奪回を誓った。

 「打力の向上」もテーマに掲げ、「個人的にもっともっと数字を残していかないといけない。来年は数字を残したい」と、会見では「数字」という言葉を繰り返した。

 藤川監督が就任会見でベテランに奮起を促したことには「監督が言うとおり自覚を持ってやっていきたい。いい意味で期待を裏切るように。監督を胴上げをしたい。キャリアハイを目指したい」と意気込みを語った。

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