阪神・森下 来季100打点&打率3割!村上から「30本」指令 王座奪還へ500人虎党に宣言
阪神の森下翔太外野手(24)と村上頌樹投手(26)が1日、東京都江東区の「ホテルイースト21東京」で開催されたデイリースポーツ主催「阪神タイガース激励パーティー2024」に参加した。森下はファンを前に来季の打率3割と100打点を宣言。村上から出された30本塁打指令にも応える意気込みを示した。村上は自身初の開幕投手に意欲を見せた。
昨年の「祝勝」パーティーから「激励」パーティーに名前こそ変わったが、過去最大級の盛り上がりを見せた。森下が約500人の虎党の前で高らかに宣言する。打率3割、30本塁打、100打点。会場に大きな拍手が響き渡り、最高の締めのあいさつとなった。
終始、森下と村上の巧妙な話術で会は進んでいった。爆笑の渦に包み込まれ、2人の世界観をたっぷりと披露。抽選会では笑いあり、涙ありの時間を過ごした。そして、最後は来季の抱負へ。虎の若き主砲が堂々とマイクを握った。
「来年、まずはリーグ優勝、日本一を目標にします。個人的には打率3割を打てるような打者になりたいと思ってます。打点も100打点を目指してやっていきます。そのためには応援がとても必要になるんで、応援よろしくお願いします」
今季は129試合に出場し、打率・275、16本塁打、73打点。11月のプレミア12では侍ジャパンの4番を任され、飛躍の一年となった。打率3割と100打点は自ら宣言。さらに、村上からは「来年は30本打つと思うので」と30本塁打指令を受けた。
今季のレギュラーシーズンでは村上の先発時に2ホーマー。昨季から2本減ったことを右腕から指摘された形だ。「(来季は)自分の時に8本ぐらい打って」と熱望された。半分冗談、半分本気のお願い。でも、森下は応えた。「ホームランは打者にとってはいい数字でしか残らない。もっと打てるように努力します」。決して簡単な目標ではないからこそ、気持ちも高ぶる。
「甲子園なんで簡単ではないと思う。でも、簡単なことを目標にしても仕方がない。“やれる”と思われるぐらいの期待を見せられるようなプレーをしたい」
11月29日には大山の残留も決まった。当然、来季も大山と主軸での活躍が期待されている。「大山さんの発言にあった通り、リーグ優勝、日本一がしたい。それをしない理由はない」。来季は3年目。チームを引っ張る役割も求められる。打率3割、30本塁打、100打点。この数字を有言実行できれば、王座奪還は間違いなし。来季は再び「祝勝」パーティーに名前を変える。