高木豊氏 阪神移籍の畠は「藤川監督が買っている可能性がある」放出に驚いた選手にも言及
元DeNAヘッドコーチの高木豊氏が9日、自身のYouTubeチャンネルを更新。現役ドラフトの結果を分析した。
移籍した選手の顔ぶれを見て、最も驚いた選手について「(阪神)浜地かなあ」と回答。「予想はしてたけど、浜地出すかあと思って。確かに今年の働きを見ているとちょっと危ないかなと思ったけど、その前の年のリリーフ、考えるとまだまだいける」とうなずいた。
一方で阪神の狙いにも触れ、「阪神はなぜ出すか。現役ドラフトで成功しているから」と過去2回で獲得した大竹、漆原の働きぶりに注目。「12球団のドラフト、失礼があっちゃいけない。投げられる投手を出している」とも語った。
他の選手での驚きについては「いっぱいある。(広島からヤクルトの)矢崎とか。(DeNAからソフトバンクの)上茶谷もドラフト1位でしょう」と語った。
巨人から阪神に移籍する畠については、「藤川球児が覚醒させるようなそんな気がしないでもない」と評価。伸び悩みが見えるものの、「畠は予想してたけど、環境を変えたら良くなる気がする。浜地を出して畠を取る。同じようなタイプだけど、それだけ藤川監督が畠を買っている可能性はある」と語った。
また、日本ハムがソフトバンクから獲得した吉田は今季ファームで打率・303をマークした23歳。「新庄監督はキャッチャーをコンバートさせる。郡司もそう。ファーストくらいかと思うけど、可能性を感じているかもしれない」とした。
高木氏はロッテから西武へ移籍した平沢、日本ハムから広島へ移籍した鈴木など、各球団の狙いにも言及している。