「陵人の選んだ道は応援しようと決めていた」阪神・ドラ1伊原の父・伸さん手記

 7回、投球練習をする伊原(撮影・田中太一)
 少年時代の伊原
 少年時代の伊原
3枚

 「広島2-0阪神」(30日、マツダスタジアム)

 ドラフト1位の金看板にたがわぬ投げっぷりだ。阪神・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=が2点ビハインドの六回からプロ初登板し、2回を1安打無失点に抑える100点満点のデビューを飾った。今後に期待を抱かせる左腕。父・伸さんが手記を寄せた。

  ◇  ◇

 陵人へ

 プロ初登板お疲れさまでした。新聞やニュースで見て目標にしていることを知っていたので、開幕で1軍にいれることがまずうれしかった。

 開幕前日に「頑張ってね」とLINEを送ったら「頑張りますわ」と一言だけ送ってくれたね。時々私から「最近どうや」と送る以外に直接話すことはなかったけど、「絶対1軍で」って思っていたと思うし、私も同じ思いでした。

 小さい頃から活発で、どこに出ても人と接するのがうまい子だった。3歳ごろには新聞紙を丸めたボールを、テレビ台の下に作った的に向かってよく投げていたね。楽しく投げていた姿が記憶に残っています。

 本格的に野球を始めてから、八木中で柔道部に入部した時は本当に驚きました。やっぱり私も野球が好きで、勝手かもしれないけど、野球を一緒にできたらいいなって思っていたので。中学の途中で軟式野球部に入った時は正直うれしかった。

 強豪校の智弁学園で野球を続けることを選んだ時は不安もありました。ほとんどが硬式の経験者の中でどこまで踏ん張れるのかなと。でも陵人の選んだ道は応援しようと決めていました。

 大商大ではある程度の成績も残していたので、ドラフトで名前を呼ばれなかった時はかなりショックだったと思う。泣いていた陵人にかける言葉が見つからず、「もう一回頑張れよ」とだけ伝えたことを鮮明に覚えています。

 ただ、NTT西日本でのこの2年間は本当に大きかったね。体もかなりできあがってきて、ボールにも力が出てきて、試合を見に行っても迫力を感じたし、ここまで本当によくやってくれたと思う。

 成長しながら野球を頑張っている姿をずっと見てきました。陵人の夢が「プロ」っていうのははっきり聞いたことはないけれど、目指していたところがかなって本当に良かった。

 春季キャンプに見に行った時、社会人の時からさらに腰回りとかが大きくなったように感じました。プロ初登板は画面越しに見ていて、緊張していたのかもしれないけど変わらず落ち着いて投げていたね。丁寧に投げていたように見えました。

 1軍のすごい選手の中に入らせてもらえることは光栄だし、力を発揮してほしいなと思います。周りも私以上に応援してくれている。名前も知れ渡るように頑張ってもらえたらいいな。ケガをしないように息の長い選手になってほしいなと思います。

 父より

野球スコア速報

データが見つかりません

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

スコア速報

主要ニュース

ランキング(阪神タイガース)

話題の写真ランキング

写真

リアルタイムランキング

  1. 90年代に大ブレークの人気俳優 激変、TV登場に騒然 現在は小学校で先生 「この世の果て」から31年→会社員のような風貌「久しぶり」「カッコイイ」

  2. 誰かと思ったら!「ケンミンSHOW」美白ショートの40歳女優に驚き「ショートになって改名してた」「ホラン千秋だと思ってた」「深谷出身なの?」

  3. 工藤静香 自宅室内がまるで植物園♥愛情たっぷり花々を紹介 明るい光差し込む窓、木の床…センスが素敵

  4. 山本由伸の鮮やかなバッグにSNS注目「春カラーのヴィトンだ」 開幕8連勝のドジャースが敵地へ移動

  5. 【フジ】高級Hスイート飲み会で中居氏に体触られたQアナ 「タレントU」と離席のRアナ 中居氏から「唐突退出」合図で男2・女2構図に

注目トピックス