阪神・森下 佐藤輝の復帰に呼応打 3、4番で次こそホーム1勝!11日から中日3連戦へ

 1回、左前打を放つ森下(撮影・立川洋一郎)
 1回、左前へ安打を放つ森下(撮影・田中太一)
 1回、左前打を放つ森下(投手・山野、捕手・古賀)=撮影・山口登
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 「阪神(降雨ノーゲーム)ヤクルト」(10日、甲子園球場)

 無念の降雨ノーゲームとなったが、阪神・森下は自らのバットで連敗中のチームに立ち込める重い空気を払拭しようとした。初回2死一塁。虎の4番が山野の直球を力強く捉えて左前打とした。

 体調不良が癒え、3試合ぶりにスタメンに名を連ねた3番・佐藤輝の復帰を祝うかのような一打。聖地は大歓声に包まれたが「中止になったから関係ないです」と淡々と振り返った。チームの勝利に貢献することが主砲の責務だと感じている。

 チームは2連敗を喫していたが、帰って来た佐藤輝と並んで3、4番が安打を放ち、勢いに乗りかけていたところで試合は“水入り”となった。

 11日から中日との3連戦(甲子園)を控える。「また試合なので、それに向けて頑張ります」。若き主砲は気を緩めることなく、聖地で快音を響かせ続ける。

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