阪神・門別 支援学校で生徒と交流「妹のこともあるんで最初はちょっとぐっときた」将来的な社会貢献活動に意欲
阪神の門別啓人投手(21)が2日、富田、筒井外野守備兼走塁チーフコーチと兵庫県の西宮市立西宮支援学校での交流会に参加。将来的な社会貢献活動に意欲を見せた。
生徒たちと触れ合う中で特別な思いがあふれた。「妹のこともあるんで最初はちょっとぐっときたんですけど。元気そうな顔を見て自分も元気が出ましたし、より一層本当に頑張らないとと思いました」。門別が小1の時、妹の心奈さんが脳腫瘍により5歳で亡くなった。
闘病中は母が病院につきっきり。遠くの病院で門別は頻繁には行けなかったが、当時のことはよく覚えている。生徒たちを見て、その時の光景と重なるものがあり、「本当に頑張ってほしい」と心の底から思った。
施設などに寄付や支援をしているプロ野球選手も多い。門別も「積極的にしたい」と力となっていきたい思いを明かした。そのためには活躍する必要がある。今季は開幕ローテ入りを果たしたが、2勝3敗と悔しい結果になった。「来年はやらなきゃいけないって思っている。投げた試合全部勝つぐらいの勢いでいきたい」。この日感じた気持ちを忘れず、プロ4年目こそ飛躍のシーズンにする。
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