阪神 藤川球児監督が殿堂候補者入り「火の玉ストレート」で球界席巻 日米通算244S 岩隈久志氏、五十嵐亮太氏も候補者入り
野球殿堂博物館は4日、「2026年野球殿堂入り候補者」を発表。プレーヤーズ部門で阪神の藤川球児監督、近鉄、楽天、マリナーズなどで活躍した岩隈久志氏、ヤクルト、ソフトバンク、メッツなどでも活躍した五十嵐亮太投手が新たに候補者として名を連ねた。
藤川監督は現役時代に「火の玉ストレート」を武器に守護神として君臨。日米通算244セーブをマークした。NPBで通算782試合に登板し、通算防御率は2・08。岡田監督のもと、球界を変えたと称される最強リリーフ陣「JFK」の一角として2005年の阪神リーグ優勝に貢献した。
岩隈氏は近鉄から2004年オフに新球団の楽天へ移籍。ロッテとの開幕戦で完投勝利を収め、記念すべき1勝をもたらした。日米通算170勝をマークし、2009年の第2回WBCでは先発として奮闘。世界一連覇へ導いた。
五十嵐氏は力強いストレートを武器に、ヤクルトのリリーバーとして君臨。日米通算906試合の登板で70セーブ&173ホールドをマークした。ヤクルト時代の2004年に37セーブで最優秀救援投手、ソフトバンク時代の2014年に44ホールドで最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。
またエキスパート部門ではヤクルトの打撃コーチとして青木宣親氏、山田哲人内野手、村上宗隆内野手らを育てた杉村繁氏が候補者入り。また広島の監督として3連覇の礎を築いた野村謙二郎氏、西武の監督&GMとして強化に携わった渡辺久信氏が新たに名を連ねた。特別表彰部門では早大の監督して同大初の4連覇を達成した野村徹氏が候補者入りした。
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