糸井嘉男氏が陥った「究極のイップス」30秒フリーズ「指先じゃない」共演者も驚き「初めて聞いた!」打者転向決断の一因に
阪神の糸井嘉男SAが13日、フジテレビで放送された「ジャンクSPORTS」に出演。日本ハム時代に陥ったイップスのエピソードについて明かした。
投手としてドラフト1位で日本ハムに入団した糸井氏。だがイップスに陥り、2006年に打者転向を決断した。その後、不断の努力で一流打者へと成長したが、共演した今成亮太氏が投手時代のあるエピソードを明かした。
日本ハム時代にバッテリーを組んだ際、「ランナー出てセットポジションになったんですけど、糸井さんが30秒フリーズしたんですよ。それで『どうしました~?』って聞いたら『足から動くのか手から動くのか分からない』って言い出して」と回顧した今成氏。糸井氏は思わず苦笑いを浮かべ「これが究極のイップス。指先じゃない。ここ(セットポジション)から動かない」と認めると、五十嵐亮太氏も「初めて聞いた!」と驚きの声をあげた。
その理由は「クイックモーションで1・2秒というのがあって。1・2秒、1・2秒って考えていたら…どこから動かしていいかわからない」と明かした糸井氏。「それで気持ち良くピッチャーやめました」と打者転向の要因になったことを明かした。
その後、糸井氏は打者として首位打者、盗塁王を獲得するなど大活躍。7度のベストナイン、5度のゴールデン・グラブ賞を獲得するなど2010年代を代表する強打者となり、WBC日本代表にも選出された。
番組ではサインを覚えられないエピソードや、阪神時代に守備位置をファンから指示されていたなどの秘話を明かし、スタジオを爆笑に包んでいた。
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