阪神・中野 佐藤輝&森下に「燃え尽き症候群はない」 心中察し「悔しさレギュラーシーズンで晴らす選手が多い」
「オープン戦、広島1-0阪神」(15日、マツダスタジアム)
阪神・中野拓夢内野手(29)が15日、WBCで健闘した佐藤輝と森下をたたえた。世界一に輝いた前回大会の経験者として「燃え尽き症候群はないと思う」と2人のシーズンでの躍動を断言。自身はオープン戦・広島戦(マツダ)で五回に左前打を放ち、5戦連続安打と開幕へ向けて順調な状態を示した。
一発勝負の重圧、野球ファンの情熱、異様な空気感…世界最高峰の舞台を経験したからこそ、心に響くものがあった。約1万2000キロ離れた海の向こうで光った同僚2人の奮闘。中野は「国を背負ってプレッシャーがある中で、ここまで戦ってくれたのは、野球人として学ぶところが多かった」と敬意を示した。
この日の試合前練習中に行われていた熱戦。選手たちは「輝打った?」など時折、戦況を気にしながら汗を流した。WBC連覇を狙った侍ジャパンは準々決勝で無念の敗戦。それでも、佐藤輝が適時二塁打、森下が3ランと、虎戦士が一時逆転の劇的展開を演じた。
「森下なら何かやってくれるという期待はありましたし、大舞台に強いなと改めて感じました。輝もいいところでタイムリーを打ったので、2人にとっていい経験ができたんじゃないかなと思います」。自身も前回大会で大きな財産を得ただけに、仲間の心中に思いをはせ、「悔しさをレギュラーシーズンで晴らすという選手が多いと思う。燃え尽き症候群はないと思います」と断言した。
中野自身は5戦連続安打と状態の良さを示した。佐藤輝、森下が帰還する頃には一層、シーズンへ向けたムードも高まる。「2人が帰ってきたら、なおさら打線のつながりも出る。後ろにどうつなぐかという意識を、より持って残りのオープン戦をやっていきたい」。今季も“セ界一”打線を形成するべく、自身の役目に集中する。
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