阪神 佐藤輝V打で打撃12冠 岡田彰布氏が分析した絶好調の理由とは 三冠王の予言も 能見氏は「オーソドックスに攻めるのは危険」と絶賛
「阪神3(降雨コールド)巨人」(3日、甲子園球場)
阪神・佐藤輝明内野手が決勝の先制適時三塁打を放った。四回1死一塁から井上の外角高めのカットボールを右中間に運ぶ一打だった。
ABCの「スーパーベースボール 阪神×巨人」で、解説を務めた前阪神監督の岡田彰布オーナー付顧問は「みんなが『ボールをよく見る』、『ボールを振らなくなった』と言うけど、目線が前になったからやと思いますね。(自分が監督だった)2年間、ずっと『もっと前で捌(さば)け』と言ってたんですけどね。(ポイントは構えた時の)バットの(グリップの)位置(が高いの)と、重心よね。背が高いんだから、突っ立てたらストライクゾーンが遠くなるからね。今はだいぶ膝も曲がってるよね」と絶好調の要因を分析した。
さらに実況から「引きつけてるのか」と問われると、「引きつけてないと思うね。引きつけるとか、(ミートポイントが)前とかいうより、自分の一番いいポイントで打てばいいんだけど。(打者は)崩されるじゃないですか、相手バッテリーに。崩されるんだったら、差し込まれるより前の方がいいと思うね」と話した。
これにはソフトバンクなどで活躍した松田宣浩氏も「僕は人より前で打つタイプだったんですけど。岡田さんが言われた通り詰まるのが嫌で、泳がなければボールは飛ばないと思ったバッターだったので」と賛同した。
佐藤輝はこれで打率・407、8本塁打、28打点の打撃3部門だけではなく、得点、安打、二塁打、三塁打、塁打、犠飛、長打率、出塁率、得点圏打率でリーグトップに立っており、12冠となった。
岡田氏は「本当に絶好調というかね。今年の場合は打率だけかなと思ってたのが、打率のライバルはいてるかも分からないですけど、ホームラン、打点は他にいないですからね」と三冠王を“予言”するようなコメントを残した。
阪神などで活躍した能見篤史氏も「オーソドックスに攻めるのは危険なので。僕だったら足元を動かしたりとか、奥行きを使ったりいろんなことをしますよね」と手が付けられない状況だと分析した。
