阪神 執念星!高寺が決勝2ラン 4点差追いつかれるも4時間超の激戦制す 延長十回はセベリーノが1死満塁から連続三振 3連勝で優勝マジックは「8」

 「ヤクルト7-9阪神」(22日、神宮球場)

 阪神が最大4点リードを追いつかれるも、4時間超の延長戦を制して3連勝。7-7の延長十一回無死一塁から高寺望夢内野手が右翼へ決勝の3号2ランを放った。デーゲームで2位・巨人が敗れたため、優勝へのマジックは2つ減って「8」となった。

 初回から猛虎打線が爆発した。1、2番の連打で無死二、三塁とし、森下が右翼線へ先制の2点適時二塁打。続く佐藤輝は36号2ランで本塁打数はリーグ単独トップになった。

 しかし、先発の伊藤将が初回から増田に2ランを浴び、2点差に詰め寄られた。打線は二回に佐藤輝の適時二塁打と大山の犠飛で2点を追加。六回にも中野の犠飛で1点を挙げたが、ヤクルト打線もじわじわと追い上げてくる。

 三回から継投に入った投手陣は四回に神宮が田中に2ランを被弾。六回には及川が2点を失い、1点差とされた。七回には岡留が代打の丸山和に同点ソロを打たれ、最大4点あった点差を追いつかれた。

 打線は七~十回に毎回得点圏に走者を進めたがあと一本が出ない。さらにアクシデントも起きた。

 延長十回からドリスがマウンドへ。1死後に安打と四球で一、二塁とし、岩田に2球目を投じた際にバランスを崩す場面があった。

 その後、安藤コーチとトレーナーがマウンドへ向かうとベンチへ戻り、セベリーノが急きょマウンドへ向かった。

 それでも左腕が圧巻の投球を見せる。岩田に四球を与えたが、1死満塁から田中、鈴木を連続空振り三振。ど派手なガッツポーズを見せ、ベンチ前では両手を突き上げるなど興奮を隠さなかった。

 2点を勝ち越した後の延長十一回は工藤が締めた。

 この日は15時からの試合で巨人が広島にサヨナラ負け。阪神が勝ち、巨人が敗れるのは直接対決だった8月30日以来となった。最短優勝は変わらず、9月29日となっている。

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