阪神にまさかのサイン盗み疑惑!1軍でもファームでも一触即発…飛び交う怒号

「絶対やってへんわ!!」…試合中、阪神にサイン盗み疑惑がかけられ怒号が飛び交う事態に。話し合いによって事態は収束したと思ったら今度はファームでも騒動ボッ発…こういうのって後味悪すぎるんですけど。

公開日:2021.7.15

21年7月6日、阪神vsヤクルトで一触即発!

2021年7月7日デイリースポーツ紙面

 「ヤクルト1-5阪神」(6日、神宮球場)
 両軍ベンチから激しい怒号が飛び交った。阪神側から矢野燿大監督らが「ごちゃごちゃ言うなよ!」「絶対やってへんわ!!」と声を荒らげると、ヤクルト側は「じゃあ動くなよ!」と応酬。たまらず名幸球審が試合を中断し、両監督を呼び出した。

近本の伝達疑惑で一触即発 阪神側「絶対やってへん」 ヤクルト側「じゃあ動くな」

 問題の場面は五回表、2死一、二塁の場面。二走・近本がリードをしながら左手を何度か動かした動作を、三塁を守る村上をはじめ、ヤクルト側が打者へのサイン伝達と疑ってアピールしたことが発端だ。

近本の伝達疑惑で一触即発 阪神側「絶対やってへん」 ヤクルト側「じゃあ動くな」

 結局、審判を挟んでの両監督の話し合いは、疑いをかけられたことに怒る矢野監督に対して、審判が「紛らわしいことはやめましょうよ」と注意する形で終了。すぐに試合は再開された。

近本の伝達疑惑で一触即発 阪神側「絶対やってへん」 ヤクルト側「じゃあ動くな」

後味悪く…試合後の両監督は

二塁上からの伝達疑惑?で中断 矢野監督と高津監督が口論「絶対やってへんわ!!」

 9連戦初戦で白星発進となった阪神・矢野燿大監督は、試合後、試合について振り返った中で、報道陣から五回に起こった伝達疑惑について問われて完全否定した。

阪神・矢野監督 試合後に伝達疑惑を完全否定「一番そういう野球はしたくない」

 「セカンドランナーの近本が動いているっていうのが向こうが何かサイン送っているとか、なにかこう勘違いして向こうから言ってきたことなんだけど」

阪神・矢野監督 試合後に伝達疑惑を完全否定「一番そういう野球はしたくない」

 「俺はこれは現役時代からそうやけど、今は監督でもそうやし、一回も自分自身やったことないし。俺がもしやっているんであれば、どんな責任でも処分でも受けるし」

阪神・矢野監督 試合後に伝達疑惑を完全否定「一番そういう野球はしたくない」

 「俺は正々堂々と戦って勝てることがほんとにうれしいし、そんな、もしズルをしてね、オレが勝ったとして、優勝したとして、オレはそれで喜べないし、胸張って勝ったとは言えない。オレは一番そういう野球はしたくないと思っているから」

阪神・矢野監督 試合後に伝達疑惑を完全否定「一番そういう野球はしたくない」

 「今後ももちろんうちは絶対にやらないし、頭の中にそんなことも一切ないし。紛らわしいというのはもしかしたらこっちも改善しないと駄目な部分があったのかもしれないな、というのは今日のところの話」

阪神・矢野監督 試合後に伝達疑惑を完全否定「一番そういう野球はしたくない」

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