瀬戸内海国立公園内にある「リゾートホテル休暇村　讃岐五色台」（香川県坂出市大屋冨町）がこのほど、リニューアルオープンした。瀬戸大橋や讃岐平野が一望できる絶景空間にアウトドアリビング「水鏡テラス」が誕生。夕日に染まる瀬戸内海の多島美景やきらびやかな夜景を楽しむことができる。

　昨年夏から大がかりなリニューアル工事を行ってきたが、目玉の一つが「水鏡テラス」だ。ホテルとプールの間のスペースを活用し、瀬戸内海に突き出すように配置された約４００平方メートルのテラスに同県三豊市の人気観光スポット「父母ケ浜」の水鏡を再現した約１００平方メートルの水盤を設けた。

　瀬戸内海に沈む夕日に照らされた水面には、空が鏡に映るような幻想的なシルエットが浮かびあがる。

　新しくなった大浴場からも瀬戸内海を一望できる。室内、露天風呂のどちらからも臨める瀬戸内の眺望は旅の疲れをいやしてくれる。

　ロビーラウンジやレストランも新しくなり、どこからでも瀬戸内の絶景を見ることができる。特にレストランの窓側のロングカウンターで絶景を見ながら香川と瀬戸内の旬の食材を意識した「香川うまいものビュッフェ」をいただくのは最高の癒やしとなる。

　客室も４階と５階の和室１８室が和洋室にリニューアル。和室にベッドを置き、窓からは瀬戸大橋も見ることができる。

　ゴールデンウイーク明けの５月１４日には２部屋限定のプレミアム和洋室「瀬戸内テラス」もオープンする。ミニキッチンにランドリー、半露天風呂、一人用サウナまで備えまるで別荘のうような感覚で過ごすこともできる。

　石橋正浩総支配人は「瀬戸内の景色が自慢です」と胸を張る。どこからでも絶景を満喫できる「リゾートホテル休暇村　讃岐五色台」でおいしい食事とともに非日常を味わうのもいいだろう。