1. ホーム
  2. うま屋

【天皇賞】ドゥレッツァ春盾獲りへ向け盤石 栗東滞在効果バッチリ!尾関師「今週のひと追いでさらに良くなる」

続きを見る

 「天皇賞(春)・G1」(28日、京都)

 昨年の菊花賞馬ドゥレッツァが、春の盾獲りへ向けて盤石の態勢を整えた。この中間は栗東に滞在しており、最終リハはCW。雄大なフットワークで滑らかに加速し、好時計をマークして文句なしの仕上がりをアピールした。阪神大賞典の覇者テーオーロイヤルも同じくCWで3頭併せ。遅れはしたものの、鞍上の菱田は合格点を与えた。

 淀の長丁場では負けられない。昨年の菊花賞を圧勝したドゥレッツァは24日、栗東CWで単走追い。序盤は折り合いに専念し、直線で仕掛けられると滑らかに加速。雄大なフットワークで6F81秒9-37秒3-11秒7をマークし、良好な仕上がりをアピールしてみせた。

 美浦から駆け付けた尾関師は「ある程度前半は折り合いをつけて、しまいは強めに伸ばす感じ」と調教の意図を説明。その上で「動きは良かった。持ったまま促すと、少し沈む感じでグッと伸びていたからね」と納得の表情を浮かべた。

 4連勝で挑んだ菊花賞は、同世代のG1馬を寄せ付けず3馬身半差で快勝。4歳初戦となった前走の金鯱賞では2着に敗れたものの、指揮官は「菊花賞後にガクッときたので長く休み、前走は(調子が)戻っている途中だった。調整にも苦労した部分があったし、精神的にも無駄に力んでいた」と、決して力負けではないことを強調する。

 春の大一番へ本調子で臨むため、この中間は初の栗東滞在を選択した。ゴールデンウイークの輸送トラブルを避ける目的もあるが、トレーナーは「使った効果もあって雰囲気も良く、落ち着いている」と新たな環境への対応に目を細める。さらに「使ったことで精神的にもリラックスしてきた。前走より良くなっているし、今週のひと追いでさらに良くなる」と確かな上積みを感じ取る。

 「操縦性の高さと抜群の切れ味がある。菊花賞より距離が200メートル延びるのはプラスかどうか分からないけど、菊花賞馬として頑張ってほしい」。尾関師×戸崎圭のタッグは、19年にグローリーヴェイズでフィエールマンの首差2着。5年前の忘れ物を取りに-その準備は整った。

 恐らく状態面のピークは昨年の菊花賞時。当時がかなり良かっただけに、比べてしまうとやはり迫力に欠ける印象だ。ただ、決して現状が悪いというわけではない。100%だった時と比較して80%程度の動きに映るだけ。滞在先の栗東トレセンの環境にも順応し、最終リハでは折り合いピタリ。タイムも栗東CW6F81秒9-37秒3-11秒7と水準以上のものだった。相手関係も古馬G1にしては比較的楽。この馬の能力値を考えれば、今の状態でも十分に勝負になる。

記事をシェアする
twitter
facebook
line
hatena

関連ニュース

ニュース

 アスコリピチェーノ

NEW 2024.5.4

【NHKマイルC】展開から浮上するのはこの馬だ

 「NHKマイルC・G1」(5日、東京) 東京マイルの頂上決戦は、世代限定戦といえどもスピードだけで押し切るのは難しい。…

一覧を見る

馬体診断 - NHKマイルC

ジャンタルマンタル

NHKマイルC

アスコリピチェーノ

NHKマイルC

エコロブルーム

NHKマイルC

ディスペランツァ

NHKマイルC

ノーブルロジャー

NHKマイルC

ボンドガール

NHKマイルC

ゴンバデカーブース

NHKマイルC

ダノンマッキンリー

NHKマイルC

シュトラウス

NHKマイルC

アレンジャー

NHKマイルC

チャンネルトンネル

NHKマイルC

イフェイオン

NHKマイルC

キャプテンシー

NHKマイルC

ジャンタルマンタル

アスコリピチェーノ

エコロブルーム

ディスペランツァ

ノーブルロジャー

ボンドガール

ゴンバデカーブース

ダノンマッキンリー

シュトラウス

アレンジャー

チャンネルトンネル

イフェイオン

キャプテンシー

有力馬次走報

一覧を見る

  1. 競馬新聞「馬サブロー」

的中速報

5月4日 京都10R

馬単
29,020円的中!

山本ユウキ

山本ユウキ