ロッテ劇勝、あわや三重殺で敗戦のピンチ…土壇場でマーティンが同点2ラン

10回ロッテ2死一塁、同点の右越え2ランを放つマーティン=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
10回、ヘッドスライディングでサヨナラのホームにタッチをする代走・鳥谷敬(左)=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
10回、鳥谷(中央)を手洗い祝福で迎えるロッテナイン=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
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 「ロッテ5-4ソフトバンク」(20日、ZOZOマリンスタジアム)

 2試合連続の延長十回の攻防の末、ロッテが劇的な勝利をおさめ、ソフトバンクと同率で首位に並んだ。2死一、二塁で迎えた代打・佐藤の打席で四球となったボールが暴投となり、二走の鳥谷が激走と巧みなヘッドスライディングで生還した。その前にはマーティンが土壇場で同点14号2ランを放ち、大きく勝利に貢献した。

 敗北寸前から一気にチームがよみがえった。2-4で迎えた延長十回、ソフトバンクの泉から無死一、二塁とチャンスをつくったが中村奨の打球はサードへのゴロ。三塁を踏まれて1アウト、二塁に転送され2アウト、さらに一塁にも送られトリプルプレーでゲームセットか…と思われたが、中村奨も懸命に走り一塁はセーフ。首の皮一枚つながった。

 続いて打席に入ったマーティンが1ボールからライトへ起死回生の同点2ラン。「イエス!マーティン」も飛び出し、チームの負けを消した。そしてこの後、2死一、二塁からサヨナラ暴投で二走の鳥谷が生還し劇的な勝利をつかんだ。

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