センバツ高校野球 各校ブラスバンドの演奏音源を甲子園で披露

 日本高野連は12日、1週間後に甲子園球場で開幕を迎えるセンバツ高校野球において、事前に録音したブラスバンド音源を試合中の攻撃時にアルプス席へ向けて球場内スピーカーで流すことを決定した。

 すでに日本高野連は2月18日に新型コロナウイルス感染防止対策の一環として、アルプススタンドでの学校応援でブラスバンドの演奏は行わないことを決めていた。しかし各出場校のブラスバンド部員が甲子園球場で演奏することを目標に練習を積んできた事実を鑑み、代替方法を検討してきた。

 実際に甲子園で開催されるプロ野球では、球場内のスピーカーでヒッティングマーチが流れており、ファンがそれに合わせて手拍子やメガホンをたたくという応援スタイルがコロナ禍で定着。高校野球でもそのシステムが採用されることになった。

 各出場校は事前に演奏をCDに録音。10曲を上限とし、試合中に放送される。また準備期間が短いため、録音作業が間に合わない場合は、例年、沖縄県の代表校出場時にブラスバンド演奏を担ってきた市立尼崎高校吹奏楽部の協力を得て録音した音源を使用するという。

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