ロッテ・佐々木朗希 初勝利の権利も反省「変化球が抜けてしまう球が多くて」

大勢のファンが見守る中、力投するロッテ・佐々木朗希=ZOZOマリン(撮影・金田祐二)
1回、ランナーを出しながらも無失点に抑え笑顔でベンチへ戻るロッテの先発・佐々木朗希(右)。捕手・佐藤都志也=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
3回西武無死二塁、若林楽人に先制の中前適時打を打たれたロッテ・佐々木朗希(手前)=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
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 「ロッテ-西武」(16日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの佐々木朗希投手(19)が西武戦でプロ初登板初先発し、5回を6安打4失点で降板。最速154キロをマークした。

 降板後「緊張はあまりなかったです。真っすぐはある程度はコントロールできたんですけど、変化球が抜けてしまう球が多くて、そこでカウントも不利になってしまった。そこを修正していきたいです」とコメントした。

 練習中は降っていた雨が、プレーボール前に上がり、スタンドのファンの大歓声を受けてマウンドへ上がった。

 初回。若林に投じた151キロ直球を左前打されるなど、いきなり1死一、三塁のピンチとなったが、4番の山川をフォークで空振り三振。栗山を左飛に抑え無失点で切り抜けた。

 すると打線が援護。初回に荻野、マーティンの連続本塁打で2点を先制。二回まで4点の援護を受けた。

 しかし、三回にプロの洗礼を浴びる。源田の右中間を破る適時三塁打で初失点も許しこの回3失点。

 四回まで3失点。井口監督は初登板の投球数を85球前後に設定していたが、五回を迎え、球数が86球となったが続投。勝利投手の権利のかかった五回もマウンドへ送り出した。先頭の源田にはこの日、2度目の四球を与えると、1死三塁から。栗山の初球。フォークがひっかかり暴投で同点とされた。

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