巨人・原監督 4失点の平内に苦言「新人選手とはいえ…」今村のアクシデントは否定

4回、降板する平内龍太(左)の向こうで厳しい表情の巨人・原辰徳監督=東京ドーム(撮影・西岡正)
ネット裏で観戦する巨人・長嶋茂雄終身名誉監督=東京ドーム(読売巨人軍提供)
4回阪神無死一塁、右越えに勝ち越し2ランを放つ阪神・陽川尚将=東京ドーム(撮影・西岡正)
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 「巨人5-6阪神」(16日、東京ドーム)

 巨人が痛恨の逆転負けでカード負け越し。首位阪神とのゲーム差が4・5と開いた。

 試合後、原監督は継投について説明した。先発の今村はわずか43球、3回2失点で交代させたが、アクシデントかと問われ「そういうことではないですね」と否定した。

 2点を先制しながら、今村がピリッとせずに追いつかれ「流れを何とか変えたいというところでね」と交代の意図を説明。だが、2番手で登板したドラ1右腕、平内が期待に応えられず、代わりばなの四回は陽川に2ランを被弾するなど4失点と炎上。1イニング持たずKOとなった。

 指揮官は「うまく機能しなかった」と振り返り、ドラ1右腕に対しては「(本塁打は)しょうがなくはないよ。やっぱり簡単にフォアボール、ホームランだからね。まあ、新人選手とはいえ、いろいろな経験をしているわけだから。自分の役割は分かっているはずだよね。もう少し、何ていうかな、思うところ(目標)は高いところにないといけませんね」と苦言を呈した。

 打線は六回に丸の適時打など4連打を含めて3点を奪ったが、あと1点が届かず。長嶋茂雄終身名誉監督が観戦した試合で勝利を届けることができなかった。

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