上原浩治氏、1軍デビューの佐々木朗「もっといけたんじゃ」 高い期待ゆえの叱咤激励

 巨人や大リーグで活躍した野球評論家の上原浩治氏(46)が16日、NHK「サンデースポーツ」にリモートで生出演し、この日の西武戦(ZOZOマリンスタジアム)でプロ初登板初先発を果たした2年目の佐々木朗希投手(19)を「厳しく言わせてもらった」と叱咤激励した。

 最速163キロを誇る、将来の球界を背負って立つであろう右腕のデビュー戦。この日は最速154キロをマークし、5回を6安打4失点でマウンドを降りたが、「まだ2年目なんですけど。期待値が高いので、正直もっといけたんじゃないかな」と、物足りなさを口にした。

 この日は常時、150キロを超えていたものの、「スピードほど打者は速く感じていなかったんじゃないかな。もうちょっと(打者を)詰まらせるピッチングができたんじゃないかな」と分析した。

 またこの日は、走者を背負ってから5つもの盗塁を許したが、「(走者いるときもいないときも投球の)リズムが一緒だった。(走者に)これが読まれていたんじゃないですか」と指摘した。

 今後に向けては、打者のインコースを突く投球の必要性を力説。「(左打者の)森選手には使っていたが、ほかの選手には全然使ってなかった。右打者にもどんどん使ってほしい」とアドバイスした。

 将来の球界のエースとして期待する存在だけに、「まだ2年目なんですけど、厳しく言わせてもらいました」と激励した。

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