西武・平良が開幕から32試合連続無失点のプロ野球記録 呉念庭が決勝打

日本新記録を達成しガッツポーズをする平良(撮影・園田高夫)
9回、力投で帽子が脱げる平良(撮影・園田高夫)
9回、力投で帽子が脱げる平良
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 「西武4-3中日」(13日、メットライフドーム)

 西武が2連勝で交流戦の勝敗を6勝6敗の勝率5割とした。

 3-3の同点で迎えた八回、中日先発・福谷から2死一、二塁の好機をつかみ、打席には5番・呉念庭。2番手・福から右前に決勝適時打を放った。

 最終回は平良が登板。先頭のビシエドに遊撃への内野安打を打たれたが、福留を三邪飛、堂上を空振り三振、最後は代打木下拓を152キロの直球で空振り三振に仕留めて無失点で6セーブ目。今季開幕から32試合連続無失点のプロ野球新記録を達成した。

 西武は初回、岸の4号先頭打者本塁打で1点を先制。四回には山川の犠飛とスパンジェンバーグの左前適時打で2点を追加。先発・ニールは6回1失点の好投。3-1とリードした。

 だが勝ちパターンに入った七回、2番手・宮川が先頭のビシエドへの死球と福留の中前打で無死一、二塁のピンチを招き、堂上に同点二塁打を浴びていた。

 敗れた中日は9勝7敗2分となった。

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