「東京五輪・野球・準決勝、日本－韓国」（４日、横浜スタジアム）

　野球日本代表「侍ジャパン」が３日、都内グラウンドで練習を行った。準決勝・韓国戦（横浜）に先発予定の山本由伸投手（２２）は「まずは決勝に行けるように、とにかく明日全力で頑張りたい」と意気込んだ。

　この日は、ブルペンでの投球練習などで最終調整を行った。チームは初戦のドミニカ戦、準々決勝のアメリカ戦をサヨナラで勝利。右腕は「ここまで厳しい試合も逆転で勝ったりしているので、この勢いに自分もしっかり乗っていけるように立ち上がりからいい投球ができたらと思っています」と力を込めた。

　相まみえる韓国は姜白虎、李政厚、金賢洙など、主軸に左打者が多いが、「左バッターというのにあまり苦手とかないので、しっかり自信をもって、パワーのあるバッターだったり良い打者もたくさんいると思うのでしっかり全力で投げたいと思います」と話した。

　勝てばメダルが確定する重要な一戦。快投でチームを決勝に導く。