侍ジャパン 山本は六回途中2失点9奪三振の力投 2番手岩崎にリリーフ

 2回を投げ終え、笑顔でベンチに戻る山本(撮影・高部洋祐)
 5回を投げ終え、田中将(手前)とグータッチを交わす山本(左)=撮影・高部洋祐
 力投する山本(撮影・高部洋祐)
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 「東京五輪・野球・準決勝、日本-韓国」(4日、横浜スタジアム)

 韓国戦に先発した侍ジャパン・山本由伸投手は5回1/3を5安打2失点、9奪三振で降板。2番手岩崎にバトンを渡した。

 山本は初回先頭のパク・へミンに四球を与え、1死後、イ・ジョンフに二塁打を浴び二、三塁のピンチ。だが、一度五輪独特の緊張感を味わった右腕は落ち着いていた。4番、5番と連続三振に斬った。初回から27球を投じたが、無失点の立ち上がりとなった。

 二回は1死から死球でランナーを出すも、ホ・ギョンミンを併殺打に打ち取り三者凡退。三、四回も三者凡退に抑えた。五回は2死から安打を許すも、後続を打ち取り無失点で終えた。

 だが六回、先頭のパク・へミンに安打と左翼手・近藤のエラーで二塁まで進まれ、続くカン・ベクホに適時打を浴び、イ・ジョンフにも安打を浴び3連打。ヤン・ウィジを三振に斬ったところで降板となった。この後、岩崎が適時打を浴び、2-2となった。

 五輪開幕戦となったドミニカ共和国戦(福島)では6回2安打無失点、9奪三振。日本が勝てば、銀メダル以上が確定する一戦で山本は無念の途中降板となった。

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