中日-ヤクルトで判定大混乱 与田監督「選手は冷静にやってくれた」4連勝飾る

 5回を投げ終え、笑顔で加藤翔(右)とタッチする中日・小笠原=バンテリンドーム
挟殺プレーをめぐり審判団に説明を求めるヤクルト・高津監督(中央)=13日
9回表、挟殺プレーをめぐり審判団に説明を求めるヤクルト・高津監督=バンテリンドームナゴヤ
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 「中日1-0ヤクルト」(13日、バンテリンドーム)

 中日は1点を守り、4連勝とした。

 九回は一打逆転の大ピンチとなったが、リクエストが成功して試合終了。与田監督は「非常に難しいプレーでしたが、選手は冷静にやってくれましたね」とうなずいた。

 問題のプレーは九回1死一、二塁で起こった。打席の川端が二ゴロ。二塁手の堂上が一塁走者を追い込みながら一塁へ転送したが、まず打者走者はセーフとなった。ここで再び一塁走者を挟み、遊撃手の京田が二塁ベースを踏んでアピール。だが、フォースアウトのはずが、二塁塁審はアウトのコールをしなかった。この間に本塁を狙った三塁走者に対し、ボールが本塁へ送られてタッチアウトとなった。ここでプレーは切れた。

 2死一、二塁で再開かと思われたが、中日がリクエスト。京田が二塁ベースを踏んでいたことで一塁走者がアウトと認められ、併殺が成立。試合終了となった。

 この後、審判がコールをしていなかったことから、高津監督が激怒し、10分以上、猛抗議した。高津監督は抗議を終えた後も納得いかない様子で何度も両手を広げた。

 審判は場内アナウンスで「ランダン中に京田選手がセカンドベースを踏んでいました。リクエストで確認し、最初にセカンドでふたつ目のアウトが成立。ホームでスリーアウト目が成立です」と説明した。

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