智弁和歌山がヒヤヒヤ勝利で準決勝進出「まだまだ課題だらけ」

 「秋季高校野球和歌山大会・準々決勝、智弁和歌山2-1初芝橋本」(26日、紀三井寺公園野球場)

 智弁和歌山が初芝橋本を接戦で下し、4強入りを果たした。

 智弁和歌山は、最速148キロ右腕で4番も務める武元一輝投手(2年)が先発。この日は最速144キロをマークしながら、力強い直球を投げ込み4回3安打1失点。打っては、初回1死二、三塁の好機で先制の中犠飛を放ち、投打で勝利に貢献した。

 五回からは今夏の甲子園準々決勝で好投し、背番号1を背負う右腕・塩路柊季投手(2年)が登板。5回2安打無失点と、ピシャリと抑え込み勝利をたぐり寄せた。1点リードの八回2死二塁の危機では、力で押す投球で中飛に打ち取り反撃を許さなかった。中谷仁監督は「しっかり投げてくれたと思う」と称えた。

 打線は9安打を放つも2得点と、精彩を欠いた。四回に相手の失策で勝ち越して以降、好機を作りながらも無得点。指揮官は「まだまだ課題だらけです」と振り返った。

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