楽天 前ソフトバンク・川島慶三の獲得調査 38歳“元気印”の左キラー
楽天がソフトバンクを戦力外となった川島慶三内野手(38)の獲得調査を進めていることが28日、分かった。
川島は左投手を得意とする「左キラー」として知られ、ソフトバンクでは代打の切り札としても活躍。今季の10月14日・楽天戦(楽天生命)では、代打で勝ち越しの中越え適時三塁打を放った。楽天は右の代打が課題に挙がっており、補強ポイントとも合致する。
また、川島はムードメーカーとしてもチームで重要な役割を担ってきた。石井監督は以前「若い子はおとなしい子が多い。それが悪いとは思わないけど、いいとも思わない」と語っていた。38歳の“元気印”が加われば、ベンチの雰囲気も活性化。プレー以外の面でも期待がかかりそうだ。
◆川島 慶三(かわしま・けいぞう)1983年10月5日生まれ、38歳。長崎県出身。171センチ、74キロ。右投げ右打ち。内野手。今季推定年俸7000万円。佐世保実から九州国際大を経て、2005年度大学生・社会人ドラフト3巡目で日本ハム入団。プロ1年目の06年4月2日・オリックス戦(大阪ドーム=当時)で初出場(代打)。08年にヤクルト移籍後、14年途中からソフトバンクでプレー。通算成績は874試合480安打37本塁打179打点、打率.252。