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松前重義氏に特別表彰 東海大設立、アマ野球で要職 野球の普及、発展に尽力

 野球殿堂博物館の表彰委員会は14日、今年の野球殿堂入りを発表した。競技者表彰のプレーヤー表彰では日米通算313セーブ(日本で歴代2位の286セーブ)を記録した現ヤクルト監督の高津臣吾氏(53)、中日で史上最年長勝利を含む通算219勝を挙げた山本昌氏(56)を選出。特別表彰では東海大の創設者で首都大学リーグを設立した故松前重義氏が選ばれた。

 大学野球の発展、そして世界を視野に入れてアマチュア野球界に大きな貢献をした故松前氏が、特別表彰で野球殿堂入りした。

 松前氏は大学卒業後の1925年に逓信省(後の総務省など)に入省。その後、東海大を創立すると、64年には首都大学野球連盟を設立し、初代会長に就任した。日本高野連最高顧問、日本学生野球協会副会長などの要職も歴任した。

 野球の五輪正式種目化も提唱した。ソ連(現ロシア)など社会主義国との民間外交に積極的に取り組み、モスクワ大にソ連初の野球場を建設。国際的な野球普及に努めたことが、92年バルセロナ五輪での正式種目採用につながった。

 故人に代わって通知式に出席した山田清志東海大学長は「松前氏の生誕120周年を昨年に迎え、今年は東海大は建学80周年。大変に名誉ある殿堂入りをさせていただいたことは、日本の学生野球を支えてきた多くの人々にとって大きな誇りだと心より感謝したい」と喜びを語った。

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