巨人・原監督 奇襲訓示 合同自主トレ初日、新人にG魂注入「大志を持って」

 巨人の新人合同自主トレが14日、川崎市のジャイアンツ球場で初日を迎えた。訓示をした原辰徳監督(63)は“奇襲”を仕掛け、早々とジャイアンツ魂を注入した。

 緊張感が張り詰めたグラウンド。夢を抱く新人たちを前に心構えを説いた。「何年になるか、この中には20年やる人もいるかもしれない。最後の最後まで今日の今の心境を忘れず大志を持って頑張ってください」。猛ゲキはこれで終わらない。

 おもむろにドラフト1位・大勢投手(関西国際大)を指名し「何か返す言葉を」とリクエスト。虚(きょ)を突かれた右腕は、タジタジになり「ジャイアンツの一員として戦力になる準備をしていきたい」などと答えた。

 さらに原監督は「どうしても何か言いたい、僕に一言、言わせろという人は?」とアピールも求め、名前を挙げて促した。新人たちの度肝を抜くスピーチをした将。巨人軍の一員として準備や積極性はもちろんのこと強心臓、アドリブ力も必要だと教えた形だ。

 練習も臨機応変な対応を期待した。新人合同自主トレのメニューは球団が作成するが「自分の中で工夫しながらコンディションを、ということが重要」。指揮官流のアイデアで金の卵に英才教育を施す構えだ。

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