ヤクルト 連敗を6でストップ 松元監督代行が初白星 武岡が3安打3打点と躍動

 5回、古賀の中越え適時二塁打で三塁から生還しナインとタッチを交わす武岡(手前)=撮影・開出牧
 7回、投手交代を告げる松元監督代行(撮影・開出牧)
 8回、大城の右飛をフェンス際で飛びつく渡辺(撮影・開出牧)
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 「ヤクルト5-3巨人」(19日、神宮球場)

 ヤクルトがついに連敗を「6」でストップした。新型コロナウイルス陽性判定で主力が大幅離脱する中、勝てない時間が続いていたが、松元監督代行が“初白星”となった。

 若き力が台頭した。まずは先発・小沢がピンチを背負いながらも粘投。巨人打線から三回までに7奪三振を奪うなど、1巡目は寄せ付けず。四回は1死満塁とピンチを背負ったが、戸郷を併殺打に打ち取った。

 さらに五回だ。無死一塁から、2番・北村の打球は二遊間へ。鋭い打球に二塁・武岡が飛び込んで好捕。そのままの体勢でグラブトスし、併殺打を成立させるなど、超美技で、チームと小沢を救うと、バットでも存在感を発揮した。

 五回に右中間を切り裂く当たりで、快足飛ばして一気に三塁に到達。プロ初の三塁打で追加点の起点を作ると、2死満塁で迎えた六回には二塁への内野安打で二走・村上がヘッドスライディングで生還するなど、2点適時打を記録した。プロ初打点&プロ初猛打賞の3安打3打点と躍動した。

 この日は試合前練習に、山田が1軍合流。今後については状態を見ながらの判断になる方針だが、正二塁手復活の前に「7番・二塁 武岡」がアピールに成功し、連敗ストップの主役となった。

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