巨人・原監督 通算1200勝達成も「明日も同じ心境の中で朝を迎え、ユニホームを」

 監督通算1200勝を達成した原監督(撮影・佐藤厚)
 6回、ポランコ(左)は右越えに同点2ランを放ち、ウォーカーに迎えられる(撮影・佐藤厚)
 6回、ポランコは右越えに2試合連続の17号同点2ランを放つ(撮影・佐藤厚)
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 「ヤクルト2-3巨人」(6日、神宮球場)

 巨人が3連勝。原監督にとって節目の通算1200勝目を飾った。

 巨人打線は五回まで相手先発・小沢に無得点に抑えらるも、2点を追う六回にポランコの2試合連続右越え17号2ランで同点に。八回にはポランコの左犠飛で1点を奪い、勝ち越しに成功した。

 先発した4年目右腕の直江は、五回に赤羽への頭部死球で危険球退場となるも、四回までは1失点と好投。九回2死から増田大の失策で一、三塁のピンチを招くも、最後はクロールがキッチリと抑え、逃げ切った。

 試合後は「“4アウト”というのはね、点数はだいたい入るものだけど、よく頑張りましたたね」と原辰徳監督。「終わったとは思ってないけどさ。最後まで、ミスター(長嶋終身名誉監督)がよく言っていたように『ゲタをはくまで』ってね。よくそれは僕は言われてね。しっかりと見届けようとみていたら、ああいうことが起きたということ。よくカバーしましたね」と振り返った。

 全3打点を挙げたポランコについては「非常に好きな球場のような気がしますね」といい「神宮の神様に守られているのかもしれないね」。自身の通算1200勝については「毎回毎回で申し訳ないけど、また明日になればね、同じ心境の中で、朝を迎えてユニホームを着るでしょう」と淡々と噛みしめていた。

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