感染確認6校全て出場可能性拡大 コロナ感染拡大予防ガイドライン改訂

 第104回全国高校野球選手権大会の大会本部が6日、臨時運営委員会を開き、新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインの、一部改定を発表した。感染拡大に歯止めがかかり、感染拡大防止措置が講じられていると認められた場合は「集団感染でも、選手の登録変更で対応できる」と改訂。試合前72時間以内に当該チームの登録選手ら全員の陰性が確認された場合、当該試合への出場を認めるとした。

 これまでは「チーム内での集団感染ではなく個別の事案と判断した場合」に選手を入れ替えるなどの対応を行うとしていた。その中で5日に、新型コロナウイルスの集団感染と判断された県岐阜商が出場できる道を模索した形だ。9日の大会第4日第4試合で社(兵庫)と対戦予定となっており、異例の救済で球児の思いをつなぐ。

 県岐阜商・鍛治舎巧監督(71)はオンライン会見で、感染者が7人から14人に増加したことを明かした上で「異例の対応だと思う。ありがたい」と話した。集団感染や複数の体調不良者が確認されている計6校全てに出場の可能性が高まった。

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