愛工大名電 猛打&堅守で41年ぶり8強進出 二塁・市橋がスーパープレーで勝利貢献

 7回、宮崎の打球をジャンピングスローでさばく二塁手・市橋
5回、中前に適時打を放つ愛工大名電・市橋昂士(撮影・吉澤敬太)
4回、中前に適時打を放つ愛工大名電・石見颯真(撮影・吉澤敬太)
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 「全国高校野球選手権・3回戦、愛工大名電5-2明豊」(15日、甲子園球場)

 愛工大名電(愛知)が、猛打&堅守で21年センバツ準Vの明豊(大分)を下した。夏3勝は工藤公康(ソフトバンク前監督)を擁し、ベスト4に輝いた1981年夏以来、実に41年ぶり2度目の快挙となった。

 試合は序盤から名電ペースだった。初回、1死一、三塁から4番・山田空暉(3年)の左犠飛で先制。三回にも1死一、三塁から伊藤基佑(3年)の右前適時打で追加点を奪うなど、効率よく得点を重ねていった。

 守備では、この日4安打の市橋昴士(3年)を筆頭に、堅い守りでピンチを未然に防いだ。七回、1死三塁では二遊間の抜けそうな打球に対し、捕球後にジャンプして体を反転させ、そのまま打者走者をアウトにするスーパープレー。球場が大いに沸いた。

 投げてはエースの有馬伽久(3年)が、6安打2失点で9回を投げ抜いた。

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