ヤクルト・高津監督、左並べる天敵・青柳対策はまり連勝 選手称える「よく攻略した」
「ヤクルト5-3阪神」(16日、神宮球場)
高津ヤクルトが逃げ切り、連勝。塩見、山田、オスナを外し、左打者をズラリと並べた「青柳対策」がはまった。
試合後の高津監督の一問一答は以下。
-青柳からついに得点。
「3回に4点取ったので、ミスもありながら、四球も絡めながら、小技も絡めながら、3回で4点取ったので、十分というとあれだけど、研究した、勉強した結果だと思います。非常に野手陣にはプレッシャーがかかる試合だったと思うけど、よく攻略したと思います」
-ミスを見逃さなかった。
「ミスを待っているわけではないですけど、そこを得点につなげていかなければ、そこを次の塁に進めていかなければという思いはすごく強くあって、バントもたくさんやりましたし、走者がたまって1本出れば一番いいんでしょうけど、そういうのも難しい投手なので、何とか次の塁、何とか次の1点というのは考えていました」
-左打者を並べた。
「もちろん左との対戦もみて、左打者の方が打ちやすいだろうというふうには思いました。まさに青柳投手対策だと思ってください」
-抜てきした宮本、元山が結果を出した。
「すごく打順で悩んで、この間も言いましたけど、ムネ以外をどうやって組んでいこうかっていうのをすごく悩んだんですけど、どこからでも犠打や作戦ができるような形にしたかったので、今日のような並びになりました。なかなかスタメンで出るチャンスがない選手も精一杯頑張った今日の結果だと思いますね」
-明日は高橋が8月2日以来の復帰登板。
「試合を作れるかどうか、彼はちょっと力が入りすぎてしまうところがあるので、力を入れて全然構わないですけど、チームが勝つ投球を期待しています」