聖光学院・エース佐山が救援登板も六回で降板 球数制限500球まであと12球で

2回仙、聖光学院・小林剛介(右)に代わってマウンドに上がる佐山未来(撮影・伊藤笙子)
3回、仙台育英・遠藤太胡に2点適時打を浴びた聖光学院・佐山未来(左は二塁走者の仙台育英・斎藤陽)=撮影・伊藤笙子
2回、仙台育英に11点を取られ、円陣でナインに指示を出す聖光学院・斎藤智也監督(左から3人目)=撮影・伊藤笙子
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 「全国高校野球選手権・準決勝、仙台育英-聖光学院」(20日、甲子園球場)

 聖光学院のエース・佐山未来投手(3年)は先発・小林剛介投手(3年)に代わり二回途中からマウンドに上がったが、「1週間500球」の球数制限に達する直前の六回で降板した。その裏の打席で代打が出たため、この回で降板となった。

 聖光学院は初回に1点を先制したが、二回は小林剛が4連打を許すなど仙台育英打線につかまった。佐山は無死一、三塁でマウンドに上がり最初の打者を三振に取ったが、その後味方の失策も絡み、この回計11点を許した。

 21年から投手の体調維持のため球数制限が設けられており、1週間で500球までしか投げることはできない。

 佐山は14日・横浜戦で119球、16日・敦賀気比戦で107球、18日は九州学院戦で132球を投げ、この日130球で計488球となっている。

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