山川穂高「一度は引退も考えた」 進退巡り家族会議も 移籍決断は妻の後押し「『任せる』と」 状況わからぬ娘の姿に決意「もう絶対裏切ることはしない」

 西武から国内FA権を行使した山川穂高内野手(32)が19日、ソフトバンクと契約合意に達し、福岡市内のペイペイドームで入団会見を行った。出来高を含め、4年総額16億円(金額は推定)程度の大型契約で、背番号は「25」に決定。スーツ姿で壇上に立つと、神妙な表情で移籍決断の経緯を語った。

 会見後の取材では不祥事からの処分中に一度引退を考えたこと明かした。

 「とにかく妻がこんなことをしてしまったのに、家でとにかくいつも頑張ってねとか、時にはふざけあって、陰ながら励ましてくれたので。もう裏切ることは絶対しないように。娘は家に帰ると、状況がわかっていないので、変わらず『パパ遊ぼ』と言ってくれた。本当に家族に救われた」と家族への感謝を語り、移籍については「妻には正直にすべて話すことができるので、すべて話した上で“どう思う?”と聞いたら『任せる』と言っていただいたので」と、妻からの後押しがあったことを明かした。

 その上で「僕も野球人生残り限られていますし、一度は本当に引退も考えた。引退するかどうかの会議もやりました。僕の母親と妻と。一緒に乗り越えてきてくれたので。その妻が『好きにして』『任せる』といってくれたので、どういう決断をしてもついてきてくれるんだなという判断になって、すべて踏まえてホークスさんにお世話になることを決断しました」と、振り返った。

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