爆勝のロッテ・吉井監督「うまくいった。10年に1回くらいだと思うんですけど、こういうことは」狙い的中
「ロッテ18-5楽天」(10日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテは21安打18得点で爆勝。初回から打者一巡で全員出塁の猛攻を仕かけ8安打8得点を挙げるなど、打線が爆発した。吉井理人監督は「いつも初回のビッグイニングを狙って打線を組んでいる。今日はうまくいった。10年に1回くらいだと思うんですけど、こういうことは」と話した。
0-1の初回。先頭・高部の左翼線二塁打を皮切りに打線がつながった。無死二塁から小川はバントヒットを決め、捕手・堀内の悪送球を誘い同点に。さらに無死二塁からはソトの左越え適時二塁打で勝ち越した。後続も5連打で先頭から8者連続得点。1死も与えずに、楽天先発・松井を引きずり下ろした。
8-1の四回にも、2安打1四球で満塁とすると、田村が左中間へ走者一掃の適時二塁打。その後も打線はつながり、またしても打者一巡の大攻勢で6得点を奪った。14-2の六回にも、四球と連打などで4得点を挙げた。
交流戦明けから16試合を10勝5敗1分けと絶好調。指揮官は「打者たちは波があると思うけど、今は上がってきていると思うので、このままその波を大きく揺らさないでいってほしい」話した。