仙台育英、東北との注目対決制し8強進出 九回2死満塁のピンチで遊撃手が超美技 193センチ右腕・山口、佐々木が完封リレー
「高校野球宮城大会・3回戦、仙台育英2-0東北」(15日、石巻市民球場)
昨夏の甲子園準Vの仙台育英は最速151キロの193センチ右腕・山口の好投などで東北との注目の対決を制し、準々決勝進出を決めた。
仙台育英は0-0の三回、連打と死球の1死満塁から押し出し死球で先制。さらに土屋の中犠飛で2点目を奪った。
山口は四回、2死満塁のピンチを背負ったものの、三振で切り抜けると、その後は東北打線を寄せつけなかった。
しかし、佐々木が九回2死一、二塁と同点の走者を許した場面で、須江監督は2番手・佐々木にスイッチ。代わった佐々木は四球で2死満塁とされたが、中前へ抜けそうな打球を遊撃手・登藤がダイビングキャッチする超ファインプレーでチームを救った。
昨秋の県大会の2回戦でも対戦しており、5-2で下していた。