劇的勝利の日本ハムに衝撃事実 スタメン決定は「岸マネジャー」 新庄監督「裏方も一緒になって戦おうと。そしたらもう当たりまくり」
「CSパ・ファーストS・第2戦、日本ハム3-2ロッテ」(13日、エスコンフィールド)
日本ハムが劇的なサヨナラ勝ちで1勝1敗のタイに戻し、ファイナル進出に逆王手をかけた。
初戦に続きなかなか得点を奪えず苦しい展開となったが、九回に万波が起死回生の特大同点弾で振りだしに戻すと、延長十回に浅間の劇打で執念の勝利を収めた。
8回から山崎福也を投入する継投が流れを呼ぶ形となり、試合後、新庄監督は「山崎くんが引っ張って引っ張って。当たりましたね。13回まで行こうと思ってた(笑)」と舌も滑らかだった。
実はこの試合のオーダーを組んだのは監督ではなかったそうで「いやぁすごいね。実は今年1年、岸マネジャーに4回オーダーを組んでもらって、4勝してたんですよ。今日最後かもしれないというオーダーを岸マネジャーに頼んだ」と、岸七百樹チームディレクター兼チーフマネジャーに任せたことを明かした。「チーム1つになって、裏方も一緒になって戦おうと。そしたらもう当たりまくり。何十年もファイターズにいて、すべてを知ってる人間。めちゃくちゃ勇気いったけどね。チームが1つになるといったところで。代打とか継投とかは全員で。どうしますかって言いながら」と、興奮気味に振り返った。
運命の第3戦。明日?それは分からん。ここまできたら楽しむことが1番。(ファンの声援は)きょう1番でかかったんじゃないかな?この20年間で。明日も超満員だろうから」と、見据えた。